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室谷研同窓会 50年振りに初開催
2021年10月27・28日 室谷正彰先生を中心に卒業(1972年)後50年ぶりに同年研究室卒業生一同が丹波篠山に集まった。
兵庫、大阪、奈良はじめ、三重県、名古屋、遠くは千葉県からはるばる寄り合った。ぼたん鍋をつつきながら過ぎ去りし半世紀の思い出や、卒業後それぞれが取り組んだ仕事の話、持病の話などが尽きることなく深夜まで続いた。苦労話が共有できて、1人で7人分を生きてきたような不思議な感動を覚えた。
先生はとてもお元気で、卒業生の変化振りを静かに観てくれていた。そして60才から始められた日本刀の剣舞は82才になっても続けられておられる。古民家1軒を1日借りて、庭先で日本刀の剣舞を披露して頂いた。
同窓会は計画を立てて2年をまたいだ。初年度は荒れ狂ったコロナ禍で悔しくて中止した。それから、1名だけが見つからず、断念しそうになった時、たまたま友電会誌に投稿していたその人の近況を発見し、即座に計画を記した葉書を送った。2日前に連絡があって間に合い、全員揃うことができた。みんな何らかの持病を有しており、これが最初で最後になるかもしれないという想いを込めて無理無理に時間を調整し、ハードなスケジュールを乗り越えた。きっと帰った後から持病が動き出したかも知れない、連絡が途絶える始末。うれしい話では、もう一回開きたいなあといった希望者が現れたこと。
室谷先生の研究室から少なくとも300名の卒業生がいると聞くと、今回の同窓会は初会合になったのではないだろうか。同じ研究室から開催をしてくれると嬉しい。
こんな機会を卒業後に体験してみたらどうか。