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2023年5月22日、友電会の第3代会長の宮本公明氏が夫人を連れて久方ぶりに母校を訪問された。
　これは、同日、大学で開催された観野福太郎基金グローバルフロンティア奨学金報告会に特別ゲストとして招かれたため。
　詳細は大学HPサイトでご確認ください。

https://www.osakac.ac.jp/news/2023/2862

一方、宮本氏を歓迎する有志による歓迎会が寝屋川市内で開催され、帰国歓迎会が行われた。
宮本氏は、平成26年6月の友電会総会に出席して以来の来阪、昔を懐かしむ元応援団員や軽音楽部員の諸氏ほか各地から同氏を慕う者たちが集結した。
歓迎会は、軽妙かつそれでいて滋味深い藤本明氏の進行で賑やかに開会、代表して南茂夫先生が挨拶、乾杯の場に移った。
参加者が再会を喜び、宮本氏との和やかな宴席は深まっていった。

宮本氏のプロフィール
1968　電通大学卒業（3期卒）
　　　　菊水電子工業入社
1978　米国駐在員事務所赴任
1979　米国現地法人設立、社長就任
***その後、経営修士を取得、CMC資格取得
1988　マネジメントコンサル起業
　詳細は友電会誌第121号10頁に掲載

宮本公明夫妻を歓迎する学友との記念撮影

再会を祝して挨拶をする南氏と宮本氏

参加者との歓談の様子

「米国のビジネス界で身につけた本物」
宮本公明氏の熱弁の一部を紹介します。

理想的なリーダーシップ　　　
～リーダーの資質とスキル～
40余年に渡る米国での生活で叩き込むようにして学ばれたビジネスマンとしてのあり様を次のように語られました。

『経営者に求められるbehavior science（=行動科学）とは』

日本人的に基本的な学びとは、「その道の名著を読む」ことが多いと思うが、もう一歩進めて、費用をかけて行動科学を身につけることが必要だ。

”１０”のキー・キャラクター（スキル）
１．正直であれ
２．前向きであれ
３．感激を与えられる人であれ
４．有能であれ
５．公平であれ
６．協力的であれ
７．広い心を持て
８．賢明であれ
９．単刀直入であれ
10．勇気をもて

これらが、社会的に最も受入れられるスキルであり、これらを身につけたリーダーに育っていただきたい。
母校大阪電気通信大学をさらに発展させ、その看板の下で同窓がますます伸びていけるようお互いに頑張りましょう。
（歓迎会における要旨をまとめました）

最後に
観野福太郎基金は、コロナ感染症による渡航制限が解禁後初めての海外留学生派遣であった。
今回カナダブリティッシュ・コロンビア大学に18名の研修生を送り出した。
世界で活躍できる人材育成は、真に後進への具体的支援だと思われる。

人間力の醸成を目的とし、グローバルな視点から未来を切り拓くフロンティア精神を培ってほしいという想いが、同窓の二人から伺えました。

(人間、やっぱり苦労しないと本物にはなれないのかなあ　記者雑感)