2023年7月22日、大阪堂島川沿いの中之島リーガロイヤルホテルで母校大阪電気通信大学を卒業した企業家が集い、大学関係者と交流を深めた。
「理事長学長を囲む会」と銘打った集いに参加した卒業生は、時代の最先端をリードする企業家の方たち。
一方、大学からは、大石利光理事長、塩田邦成学長をはじめ実学教育を推進する教職員が参加した。
卒業生からは、企業家の視点から「大学の評価を高める積極的な情報発信を求める」といった要望や、「人材不足に瀕している業界の声として、人材がいないのではなく、育てるシステムがない」といった意見があった。
大学から出席した職員は、ある機構が公表した全国の大学就職率比較調査(2023年度)で、母校が全国17位と前年度の35位を大きく上回ったと紹介。
学園創立来、建学の柱としてきた「実学教育」が高く評価されているとの認識を共有した。本学の強みとするIT分野において、電通大ブランドの卒業生が高い能力を発揮して活躍している。このことが、現役学生の就職率UPにつながっていると考えるとき、少子化時代で大学の生き残りは熾烈さを増すだろうが、次代の先端を担うエンジニア育成することを共通認識し、母校発展に繋がる相互協力を推進していくことを確認し閉会した。
　この会は、大石利光氏が学長に就任した2016年に学長を囲む会として発足、当時10数名の出席者は、今年30名を超えた。

2023年度　理事長学長を囲む会　　2023年7月22日